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バリ取り

今年は長く梅雨が続いていましたが、広島もようやく梅雨明けとなりそうですね。

外に出てワイワイ、、という訳にはいかない状況ですが、週末は好天に恵まれそうなので

人混みは避けつつドライブにでも出かけてみようかなと思う今日この頃です。

さて、今日のブログでは加工品製作の重要な仕上げ工程、「バリ取り」についてご紹介させて頂きたいと思います。

バリ穴 寄り.JPG

いきなりどアップですいません。

これ何だか皆さんお分かりになりますか?

そう、切削加工の難敵「バリ」です。

しかもこの穴、なんと直径0.15mmの超小径穴!

こんな小径穴が無数に開けられている加工品なのですが、その無数の穴一つ一つを

拡大画面に映して一つずつ丁寧に確認&バリ取りを行っていきます。

(もちろんバリを出さないよう工夫も凝らしているので、写真のような目立つバリがあるのは一部のみです。)

φ0.15 バリ取り.jpg

人の髪の毛程の太さしかない、治具を使用して器用にバリを取っていき、、、

φ0.15拡大③寄り.jpg

バリの無いキレイな穴に変身しました!

シティプラスチックのバリ取りの凄さはこれだけに留まりません!

今回は続けてもう一つ難しいバリ取りをご紹介します。

スコープ先端.jpg

また、いきなり写真をあげちゃいましたが、こちらは何でしょうか?

こちらはマイクロスコープでして、下↓↓↓の写真のようにスルスルと穴の中まで入り込みます。

スコープイメージ.jpg

カメラの先端を含め、ケーブルがかなり細く、直径φ3までの細穴に入ることが出来、

穴と穴のつなぎ目等に発生するバリを発見して除去します。

マイクロスコープで撮った画像がこちら↓ ↓ ↓

スコープ_バリ.jpg

穴の入り口からは見えないバリもこの通りハッキリ確認出来ます。

バリ取りの困難な加工品、ちょっとしたバリも残せない加工品を抱えた皆さま、

是非一度当社へご相談下さい。